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ようこそ、記念館へ!新富町生涯学習あすなろ学級Cグループのみなさん。

 10月11日(金)、今週は新富町のお客様がたくさん来館されましたが、この日は新富町生涯学習あすなろ学級Cグループのみなさんが来られました。学んだり、いろんな刺激を受けたり、たくさんの人と出会ったり…いきいきと過ごすためには必要なことであり、あすなろ学級のみなさんはこれをきちんと実践されていて、すばらしいなと思いました。知らないことを知ると、それだけで気持ちが前向きになるし、もっと挑戦してみようという意欲にもつながります。博物館等施設が生涯学習の場として機能することが重要だと言われています。利用者1人1人が主役になれるようにさまざまな学びや利用を支援することが博物館等施設の責務であり、記念館もそのようなスタンスでお客様の対応をさせていただきます。特定の人のための施設であってはなりません、そのような施設はもう時代遅れだと言っても過言ではないのです。

 あすなろ学級のみなさんからは元気をいただきましたが、それだけではありません。人生の楽しみ方を教えていただきました。みなさんとの出会いを忘れず、これを契機に今後もつながっていきたいと思いました。またどうぞ、記念館へお越しください。ご来館、まことにありがとうございました。

※大変申し訳ありません、画像は後日アップさせていただきます。

記念館からおじゃまします!宮崎市立住吉小学校5・6年生出前授業

 10月10日(木)、この日は宮崎市内の小・中学校にとって、1学期の最後の日となりました。そこで、宮崎市北部の子どもたちにも安井息軒先生や記念館のPRを行おうということで、館長と学芸員がおじゃまさせていただきました。朝の貴重な15分をいただき、320人の子どもたちに圧倒されながらもプレゼンを使いながらお話をしました。やはり、話を進めながら私たち職員も実感しましたが、いかに息軒含め宮崎県出身の偉人についてあまり周知されていなかったか…。これは記念館職員として反省でもあり、このように出向いて広めることを積極的に実施していく必要性を感じました。宮崎県出身の偉人の話のあとに、全員で「三計の教え」を言ってみました。「朝」を息軒先生は「あした」と読んでいますが、子どもたちはそういうところから知りました。続いて「三計の教え」の意味を知り、わずか15分でたくさんの「知らなかった」が「分かった」に変わり、記念館職員と子どもたちとの距離も縮まった気がしました。時間は短くても、伝えようと思えば伝えられるのです。本年度から出前授業に力を入れていますが、これからもご要望があれば館長と学芸員がお伺いして、息軒先生のお話をさせていただきます。

生涯学習はすばらしい!新富町生涯学習あすなろ学級のみなさん

 10月8日に引き続き、新富町生涯学習あすなろ学級Bグループのみなさんが来館してくださいました。10月9日、この日も暑くてまだまだ日中はエアコンが必要なぐらいでした。その暑さ以上に、あすなろ学級の皆さんの熱意はすさまじく、学ぶ意欲にあふれていました。約50分という短い時間でしたが、中村館長のお話に始まり、学芸員が展示室を解説して、一緒に楽しく息軒先生について学びました。息軒先生以外にも、川越進の宮崎県再建の話や井上真改の刀など、みなさんと幅広く語り合うことができました。アンケート用紙が置いていなかったことについて、ありがたいご指摘もいただき、さっそく設置したところでした。こうしたお客様の目や声は、私たち館職員が気づかなかったことを気づかせるためのものです。館を快適にお客様目線で運営していかないといけない、ということを改めて感じました。最後はお決まりの記念撮影。息軒先生の像の前で、みなさんにこやかにされていました。またどうぞ、記念館へお越しください。本日はありがとうございました。10月11日(金)、今度はあすなろ学級Cグループのみなさんが来館されます。Cグループのみなさん、お待ちしています。

息軒先生に近づいた!ようこそ、池内小4年生のみなさん

 10月8日は午前中に新富町からの団体のみなさま、そして午後は池内小学校4年生47名の子どもたちが見学に来てくださいました。ほとんどの子どもたちが記念館に来るのが初めてでした。「こんにちわ」「よろしくお願いします。」といった元気なあいさつができる子が多かったのが印象的でした。席に座ると前を向き、話を聞く態度がすでにできていて落ち着きのある姿に感動しました。今日は中村館長が中心となって息軒先生と宮崎の偉人の話を進めていきました。三計の教えを声を出して言ってみたり、息軒先生について知っていることを発表したりと、活発な様子がうかがえました。その後、「ミッション」に挑戦! 展示室を見ながら、いろんな質問に答えていきます。記念館の職員にも積極的に質問して、楽しく調べ学習をしていました。4年生となると高学年の仲間になりますが、展示室での過ごし方も落ち着いていて、約束事をきちんと守ってくれました。もうすぐ秋休み、ぜひまた秋休みを利用して記念館に来てください。3連休は記念館は開いていますので、家族で、お友達同士でどうぞお立ち寄りください。暑い中でしたが、来てくれて本当にありがとうございました。

記念館は生涯学習の場 ~新富町あすなろ学級のみなさん~

 空を見上げると秋らしいうろこ雲が目に入りますが、今日は日差しも強くて夏が戻ってきたような陽気でした。10月8日、新富町から生涯学習を目的としてあすなろ学級Aグループのみなさんが来館してくださいました。新富町はこのたび国指定史跡 新田原古墳群が日本遺産に指定され、注目を浴びています。すばらしい遺産があり、文化も大切に残して伝える風土が定着しているのでしょう、来館された皆さんは学ぶ意識が高く、その前向きな姿勢にわたしたち職員は感心しました。最初に、息軒先生について講話を聞き、そのあと展示室で実際に資料を見ながら解説をさせていただきました。坂本正直先生の絵画(企画展示室)や展望室からのながめなど、観るもの聞くものにうなずいたりして反応も良好でした。「記念館や息軒先生のことをもっとPRしてくださいね」と励ましのお言葉をいただき、職員一同とても嬉しく思いました。たくさんのお客様との出会いは職員一同の、記念館のエネルギーになります。生涯学習は性別・年代・国籍など問わず、いつでも、だれでも、自由に学ぶことです。そのような環境を、これからも記念館は整えてまいりたいと強く感じました。あすなろ学級のみなさん、ありがとうございました。

ご来館ありがとうございました  〜佐土原南松小路いきいきサロン〜

 9月27日(金)、お天気があまりすっきりしないこの日、佐土原から団体のお客様が来館されました。みなさん、団体の名前のとおりとっても「いきいき」していて、学ぶ気持ちの高い方ばかりでした。息軒先生についてまずはスライドで学習をし、展示室をゆっくり案内しながら、職員もみなさんとのひとときを楽しませていただきました。知らなかったことを知る喜びや嬉しさは心の栄養となり、生きがいにもつながっていきます。まさに、記念館はお客様のそのような好奇心や向上心や活力増進をサポートする役割を果たす必要があるんだと、改めて感じました。学びは言われてするものではなく、自分から行うものです。押し付けられたのでは、学ぶ意欲も減退してしまします。モノ(資料)を通してお客様との対話を重ね、お客様の学びを支える「縁の下の力持ち」でありたい、と思います。

 佐土原にも島津啓次郎や根井三郎といった郷土の偉人が輩出するとともに、なにより「佐土原島津」という大きなバックボーンが存在します。佐土原も歴史は深く、伊東氏との関連も戦国時代においては非常に強かったので、調べていくととてもおもしろいのです。

 みなさん、本当にご来館ありがとうございました。いつか、今度は旧宅もご案内したいと思います。

息軒の思想を学ぶ…安井息軒記念講演会

 9月23日(月・祝)、台風一過の鮮やかな青空が広がり、開催を心配していた記念講演会も予定通りに実施されました。本年度は中国湖南大学嶽麓書院 特聘副教授の青山大介先生をお招きしました。哲学・思想という視点から、息軒先生とその弟子である井上毅との関わりについて講演いただきました。息軒先生は西洋の学問にも理解がありましたが、明治6年(1873)にキリスト教禁教を解除するころに著作『弁妄』を著しました。これは、息軒先生がキリスト教を批判した書物ですが、さまざまな反響がありました。薩摩藩の島津久光は『弁妄』に序文を寄せ、息軒先生の意見に賛成・称賛しています。また、キリスト教信者は息軒先生の洞察のある説明に感嘆し、キリスト教支持者をもうならせたと言われています。

 息軒は中国の書物をたくさん読破していますので、中国の思想・倫理観念も自然と受け入れました。その中に「忠孝」という考え方があります。領主や親、目上の人などを敬い大切にすることを意味しますが、これを歴史主義的倫理観として息軒は捉えます。神(宗教)や天理(自然主義)から派生するものではなく、歴史の枠組みの中で習慣化し定着する民族固有の概念であることを基軸とします。この考え方を継承するのが三計塾の弟子でもある井上毅です。井上毅は「教育勅語」の起草者ですが、教育とりわけ道徳の分野でも「忠孝」を重要視しています。忠孝観念が師弟を結びつける要因などを『弁妄』からひも解くという、非常に深い内容でしたが、息軒の思想について学ぶ機会が少ないだけに大変よい学びをさせていただきました。

気持ちを込めた絵手紙に、自分だけのハンコを添えて…子ども息軒塾最終回

 8月20日(火)、いよいよ子ども息軒塾が最終回となりました。この日は登校日だった子どもたちもいましたが、遅れてでも記念館に来てくれました^^最終回の活動は…落款(らっかん)作りと絵手紙に挑戦でした。教えて下さったのは、図画工作を専門とされている宮崎国際大学の守川先生です。落款とは、簡単に言えば「ハンコ」のことです。書道作品の隅に赤くて四角い印鑑のようなものが押されているのを、見たことがありますか?あの印鑑のようなものが落款です。消しゴムのような柔らかい素材を使って、自分の名前の一文字をカッターナイフで彫っていきます。どんなふうになるかを試しに押してみると、彫った文字が白くくっきり写って、子どもたちは歓声を上げていました。オリジナルのハンコができたので、これから家でも十分使うことができるのではないでしょうか^^

 次は、顔彩という絵具と墨汁を使って絵手紙を描きました。素材はいろいろあり、植物、野菜、本や写真に載っている動物や風景、桶やわらじなどの民具、なんとセミの抜け殻まで!!見ているだけで、どんな絵を描こうかなと想像が膨らんで楽しくなりました。まずは、筆の使い方を練習しました。縦線、横線、うずまきを描いて筆に慣れることから始めました。先生が筆の使い方のコツを丁寧に手本を示して教えてくれたので、子どもたちはあっという間に筆を使いこなしました。本番はハガキサイズの絵手紙用の紙に墨汁で絵の輪郭を描き、顔彩で思い思いに色を塗りました。線がゆがんだり、小刻みに震えがあるほうがかえって味わいが出るそうです。色も濃淡をつけたり輪郭からはみ出したりすることで躍動感が出るようです。余白にメッセージを書き、落款を押したらできあがり。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、先生へ…感謝の気持ちがいっぱい詰まった絵手紙は温かくて胸がジーンとなりますね。

 本年度は台風の影響で1回お休みをしたので、全3回の活動となりました。最後に修了式を行って、修了書を1人1人に渡しました。来年度も計画していますので、ぜひまた参加してくださいね☆

記念館を「もうひとつの居場所」に。息軒団、始動です!

 8月に入りました。みなさん、海水浴、プール、夏祭りなどなど、楽しい夏休みを過ごしていますか?子どもたちは遊びも宿題も忙しいと思いますが、ときには自宅以外の場所でじっくり過ごすのもいいですよ☆彡記念館では夏休みの自由研究のサポートはもちろん、「ちょっと勉強もしたいな。」といった要望にもお応えしています。図書館や児童館などももちろんいいと思いますが、子どもたちの居場所を提供しようと、今年から「息軒団」の取り組みを始めました。8月1日(木)、小学1年生と2年生の子どもたちがさっそく来てくれました。元気のいい子どもたちで、暑い中でも外で虫取りやドングリ拾いをして遊びました。本当に暑くなってきたので、館内でかるたをしたり息軒劇のDVDを見たり……。最初は少し緊張していた子どもたちも、だんだん職員との会話も多くなり、折り紙や絵手紙を一緒にして楽しい時間を過ごしました。折り紙を工夫して使い、お花や鶴、立体的な銃などを自由に作っていました。ほのぼのとした作品を見て、子どもたちの発想の豊かさに改めて感心させられました。「ねえ、見て」「こうすると倒れないんだよ」などなど、口も手も動かしながら折り紙を楽しんでいました。

 絵手紙は子どもたちにとって初めての体験で、まずは筆の使い方を練習しました。館長のお手本をまねながら、集中して真剣に練習していました。ある程度慣れてきたら、さあ本番です。はがき大に切った画用紙に花の絵を描き、メッセージを添えると、初めてとは思えない味わい深い絵手紙ができました。この絵手紙をもらったら、温かい気持ちになって嬉しいだろうな……と思える作品でした。絵手紙は上手い下手ではなく、いかに心を込めて描くかが大切です。ジーンと感動を覚えたひとときでした。

 お弁当を食べ、保護者の方のお迎えが来た時には「まだ、記念館にいたい」と言った子がいました。こうして少しづつではありますが、子どもたちが気軽に利用できる場として定着していくよう職員もがんばります。次回は8月4日(日)でしたが、諸事情により中止とさせていただきます。少し間が開きますが8月18日(日)に息軒団を実施します。息軒団に関してのお問合せ・お申込みは記念館までお気軽にご連絡ください。

ようこそ、宮崎へ!安井息軒顕彰・川口市文化交流事業が始まりました。

 今年で17回目を迎える、安井息軒顕彰・川口市文化交流事業がいよいよ始まりました。7月24日(水)、この日は宮崎で梅雨明け宣言があり、1年で1番暑い夏が到来です。その夏本番の初日、埼玉県川口市から川口市使節団の子どもたちと引率の先生方、そして宮崎市使節団の子どもたちと先生方が記念館に来館しました。宮崎使節団の子どもたちは7月20日(土)に事前学習会を実施し、川口市のことについても学びました。

 交流学習会では顕彰会理事長、記念館館長があいさつをし、子どもたちの自己紹介や班長決めのあとに記念館館長による講話や「ミッション」を実施しました。ミッションでは班ごとに行動し、旧宅・息軒廟・記念館内を回りながら課題解決をしました。また、館内の展望室では俳句を詠んでもらい、自ら考えるミッションにも挑戦していました。ほぼ快晴と言っていい天気に恵まれ、展望室から見える海の景色に川口市の子どもたちは見入っていました。

 このあと、学芸員が飫肥街道や振徳堂、飫肥城下町の町並み保存について話しました。宮崎市使節団の子どもたちは事前学習で与えられた「ミッション」をよく覚えており、川口市の子どもたちをリードしながら一緒に楽しく飫肥の町並みを歩くんだろうな……と想像しました。

 川口市の子どもたちに「宮崎の夏はどう?」と聞いたら、「めちゃくちゃ暑いです。」と即答。多くの子どもたちが熱中症予防策として、水でぬらしたタオルを首に巻いていました。冷やす、(水分を)飲む、(塩分を)摂って、無理をしないように活動を続けてほしいです。

 子どもたちの行動がテキパキしていて、受け答えもはっきりしていて、どの子もしっかりしていました。少壮の時……まさにこの子たちのような若い世代が志をしっかり持ち、将来を見据えて歩んで、次の時代を担っていく。息軒先生も必ず見守っていると思います。川口と清武のつながりがこれからも、いつまでも続くことを願っています。

宮崎大学サマープログラム ~日本の伝統文化と息軒に触れて~

 7月12日(金)、世界各国から留学している学生さんを対象としたサマープログラムが当館で実施されました。茶道、生け花、記念館の展示見学を3班に分かれて行いました。見るもの聞くもの全てが初めての学生さんたちでしたが、目を輝かせながらお花を生けたり、お茶をいただいたりしていました。展示室見学では、通訳のできる学生さんの助けを借りながら息軒先生の生涯や業績などを解説しました。幼いころの息軒先生の様子や大坂での学問修行の話、佐代夫人の話などに興味深げに耳を傾けてくれました。質問をたくさん投げかけてくれた学生さんもおり、展示資料を前にして活発な会話ができたことは本当に嬉しかったです。言葉が違っても、同じ時・同じ空間で息軒先生の世界を共有できたことに感激でした。息軒先生の墓碑(東京 養源寺)の碑文に中国の地名がありましたが、これを見た学生さんが「この地名は私のふるさとです。」と言われました。いろんなかたちでつながる・・・これもまた感動しました。

 これから皆さんは日本で一生懸命勉強し、いろんな体験を積んでいつかは故郷にそれぞれ帰るのでは、と思います。日本で、そして今日、記念館で過ごしたひとときを、どうぞいつまでも忘れないでくださいね。私たち記念館職員一同も、みなさんとの交流を忘れません。またいつか、記念館へ遊びに来てください。皆さんの今後の活躍を心からお祈りしています。今日は本当にありがとうございました。

記念館からこんにちは! 大久保小学校出前授業

 7月11日(木)、記念館より館長と学芸員が要望のあった小学校をおじゃまする「出前講座」が実施されました。宮崎市立大久保小学校の3~6年生の児童112名と一緒に、息軒先生について学びました。

 まず、6年生は夏休みの自由研究で息軒先生について調べてまとめるのですが、テーマを決める際のポイントというものがあります。それは、他人が興味を持ち、夏休み期間内でまとめられて、発展性があるものです。これを踏まえて疑問に思っていることを書きだしていきます。同じ疑問を持つ子ももちろんいましたが、同じ疑問同士でグループを作りさらにテーマに磨きをかけていく・・・そんな内容でした。

 5年生は息軒かるたを使った授業を展開。札を暗記している子もいて感心しましたが、気になる札や札の解説が分からないものを選び出し、疑問を発表してもらって、その質問に学芸員が答えていくものでした。どのような質問が飛んでくるのか、これまたワクワクして楽しいものでした。かるたを見つめる目がとても真剣で、ほほえましかったです。

 3・4年生は息軒先生について知りたいことを3つぐらい書いてもらい、時間の許すかぎり発表して学芸員が答える、という形式でした。いろんなことを知りたい気持ちが強く、こちらもぜひ調べてみたいような質問もあって、嬉しい気持ちになりました。

 息軒先生は生涯で最後の本になる「睡餘漫筆」のなかに、大久保のことを書いています。農作業に精を出し、村人同士がよく助け合い、ほんとうに純朴で優しい人たちが多いことを書いています。大久保小学校の子どもたちと接して、息軒先生が書いたとおりの「純粋で優しい子」ばかりだなあと感じました。

温かい気持ちになれた出前授業でした。大久保小学校のみなさん、ありがとうございました。

令和元年度 安井息軒記念館講座 開講!

 安井息軒について、県内外で活躍される先生方にさまざまな切り口で講演いただく講座が始まりました。7月6日(土)、第1回は記念館前館長の川口眞弘氏が「安井息軒と清武」というタイトルで講演されました。安井息軒をこれから学ぶ方にとっては「基礎講座」にもなる内容で、清武との関わりや安井家のルーツ、さらには阿万豊蔵の話まで内容盛りだくさんでした。資料も読みごたえがあり、川口先生の熱意がよく伝わります。

 この講座は6回シリーズで進めていきますが、次回は8月10日(土)10:00~11:45となっております。講師は、二松學舍大学の町泉寿郎教授です。息軒の学友でもあった芳野金陵、塩谷宕陰、川田甕江といった人物を交えてのお話です。大変いい機会ですので、たくさんのご参加をお待ちしております。涼しい当館研修室で、どっぷりと息軒先生の世界を感じてください。

「息軒先生って何者なんですか?」短大生とのおもしろ授業

6月25日(火)~7月2日(火)の1週間、私たち記念館職員は、宮崎学園短大の学生さんと楽しい授業にどっぷり浸りました。この期間、先生方含む236名の来館があり、館内はとても賑やかでした。授業ではまず、私たち職員は学生さんに投げかけました・・・「息軒先生のどんなことが知りたい?」。知りたいことを探し、向き合うために最初に展示室を自分なりに見てもらいました。その後、グループになって「息軒先生の知っていること」と「ぜひ知りたいこと」を話し合い、何点かに絞って発表してもらいました。私たち職員はむしろ、「学生さんがどんなことを知りたいのか」にものすごく興味があり、どんな質問が飛んでくるかワクワクしながら待ち構えていました(笑)。1週間で60個ほどの質問に答えたわけですが、息軒先生の学問姿勢や人生観に関する深い質問や、衣食住といった身近なことが知りたいといった質問まで、ありとあらゆるジャンルで問いかけていました。「儒学ってなんですか?」「息軒先生はなんで清武に帰らなかった?」「どんな子どもだった?」「息軒先生って何者?」などなど、素直で純粋な質問が多かったです。さまざまな考え・視点があることがとても重要で、息軒先生も門下生たちにたくさん討論させ、いいものは褒めて自信をつけさせるという教育を展開していました。1人1人を大切にし、受け止める懐の深さ、そういった息軒先生の人柄に門下生は惹かれていったのでしょうね。そうです、主人公は門下生(学生)なのです。今回は息軒先生にならってグループ学習形式をとりましたが、自分の意見を述べ、相手の意見を聞き、考え、まとめなくてはいけませんので、ボーっとしている暇はありませんでした(笑)。あっという間の50分でしたが、学生さんたちはみんな笑顔でした。「分りやすい説明ですっきりしました」との感想をたくさんいただきましたが、心を込めて相手に合わせて伝えることを心がけていこうと改めて決意しました。雨のなか、本当によく来てくださいました。ありがとうございました。

6月26日(水)綾赤十字奉仕団のみなさん、ようこそ記念館へ!

 梅雨の真っただ中、本当に雨がよく降りますね。そんなお天気で足元の悪い中、綾町から綾赤十字奉仕団38名の皆さんが来館しました。はつらつと元気のいい方ばかりで、意欲をとても感じました。館長のあいさつからはじまり、息軒先生に関する講話を30分程度聞いたあと、2班に分かれて展示室をご案内しました。「今まで素通りだったけど、今日はたくさん勉強できてよかった」「息軒先生のことは何もわからなかったけど、すばらしい人が清武から出たのですね」などなど、実りある見学ができたことを喜んでおられました。お客様との会話は本当に楽しいです。会話の中からさまざまなヒントや考え方をいただくこともありますので、「生の声」は大切にしていきたいです。アンケートももちろんです。

 さて、飫肥藩清武郷木花に生まれた刀工 井上真改と関連して刀工のお話を1つ。綾町は「田中国広(1531~1614)」という刀工が生まれた地です。田中国広は伊東氏の家臣でもありましたが、元亀3年(1572)に伊東VS島津の戦い(木崎原の戦い/現 えびの市)によって伊東氏が破れ、豊後(現 大分県)の大友氏を頼ろうと本拠地 都於郡(現 西都市)をあとにします(伊東氏の豊後落ち/天正5年・1577年)。寒く険しい九州山地を越えるという大変厳しい行程でしたが、実は田中国広も一緒について行っていました。そのとき、国広はまだ幼い伊東マンショ(当時8歳)をおんぶしていたのでした・・・。ちなみに、井上真改の父 井上国貞は、田中国広の門下生でもあります。

 今日来られた皆さんのような向学心を持って、これからもたくさんの勉強をしたいと思いました。明るい皆さんとのひととき、本当に有意義でした。ぜひまた、当館へお越しくださいね。

教員めざしてがんばってください!5月28日(火)宮崎国際大学 忍が丘教養

先週は晴天が続いたので、今週開けは久しぶりの雨模様となりました。将来、教員を目指す宮崎国際大学2年生の学生さん44名が雨の中歩いて記念館まで来館しました。遅刻することなく、13:00の講義開始時刻までにちゃんと受付を済ませました。はじめに、GW企画で使用した「息軒博士になろう」のクイズラリーシートに挑戦。解説を聞きながらの展示見学もいいのですが、まずは自らで調べ学ぶことが大切です。展示キャプションを読んだり、友だちと話し合いながら解いたりと、みなさんとても意欲的でした。そのあと、中村館長がグループ形式で講義を進め、息軒先生の教えを引用しながら教員として必要なことをお話しました。学生さんたちは与えられた課題「自分なりの『論語』の解説を作ろう」というものに取り組みました。『論語』は孔子の説いたことを弟子たちがまとめ上げて刊行された書物ですが、よく読むと私たちの実生活に密接なかかわりがあることが分かります。また、人生訓としても参考になります。孔子ののちの時代にさまざまな学者が解釈をつけており、『論語集解』(ろんごしっかい)や『論語集疏』(ろんごしゅうそ)などが出版されます。息軒先生も自分の解釈をまとめ上げた『論語集説』を著していますが、解釈を読むと、いろんな考え方があるんだなと感じます。しかし、自分の解釈を作るというのは、他の様々な解釈がきちんと理解できていないとできません。息軒先生が「温故知新」の言葉について「古い書籍や研究についてしっかりと温めながら、新しいことを作ることができる人こそ先生になれるのだ」と解釈していますが、息軒先生の言葉は教育分野にも大きな影響があることが分かります。

 教員になったときにどのように子どもたちを引き付けられるか、子どもたちが主体的に学ぶためには教員としてどうあるべきか・・・忍が丘教養での学びが教員という夢をかなえるためのエネルギーになることを祈ります。学生の皆さん、応援してますよ!

路線バスに乗って。宮崎市立大久保小学校6年生遠足

今日もカラッといい天気。

天気予報では気温が30℃近くまで上がると言っていましたが、本当に午前中から暑かったですね。5月23日(木)、今日は大久保小学校6年生28名と先生方2名が遠足で路線バスに乗って来館しました。路線バスに乗って目的地まで行くということはとてもいい経験ですね。また、公共のマナーを守ることはこれから社会に出るうえでとても大切なことです。バス停からさらに上り坂を歩きましたが、元気いっぱいで笑顔で来てくれました。最初に館長があいさつをして、学芸員が息軒先生の生涯などを話しました。そのあと、ゴールデンウィーク企画で実施した「息軒博士になろう!」のウォークラリーシートに取り組み、展示を通してさらに息軒先生について学習を深めました。記念写真を撮り、お楽しみのお弁当の時間。午後は記念館周辺の史跡を解説付きで見学しました。明教堂跡、湯地家長屋門、小学校の建設記念碑、平部嶠南の生家などを回りましたが、生活に溶け込んでいるがゆえに案外史跡の存在に気づかないものだなと改めて感じました。やはり、意識して見ないといけませんね。今日、子どもたちはたっぷり息軒先生に触れたことと思います。もっともっと息軒先生について知りたいときは、ぜひ記念館へ来てくださいね。

5月17日(金)宮崎市立清武小学校6年生 ウォークラリーに挑戦

雨が降ったりやんだりのはっきりしない天気でしたが、清武小学校6年生の子どもたち114名と先生方が歩いて記念館に来てくれました。班ごとにまとまって展示を見ながら、息軒先生のことをウォークラリー形式で学びました。こうやって班で協力して楽しく学ぶことはとても大切ですね。「これは向こうの展示を見るといいよ」などの声もあり、みんなで学びあう姿が見られました。息軒先生のことがもっと知りたいときは、またぜひ記念館に来てくださいね。それにしても、清武小学校から記念館まで歩いてこれるなんて、やなり子どもたちは元気ですね。帰りは下り坂なので、行きに比べたら少しは楽だったのではないでしょうか?清武小学校は安井滄州・息軒父子が学問を教えた「明教堂」が前身となっています。明教堂は1827年に開設されたので、清武小学校は非常に歴史のある学校です。これからも息軒先生の教えをしっかり受け継ぎながら、日々の生活を充実したものにしてくださいね。一日の計は朝(あした)にあり、一年の計は春にあり、一生の計は少壮の時にあり・・・。皆さんのような若い時がとても大切です、なにごともはじめが肝心^^

たくさんとれたよ!清武幼稚園 梅ちぎり

息軒先生は梅が大好きでした。記念館の敷地内や旧宅には梅の木が植えられています。今年も丸く膨らんだ梅の実があちらこちらに・・・。5月15日(水)、お天気にも恵まれ清武幼稚園の子どもたちが梅ちぎりに来てくれました。てくてく歩いて、坂道を登って記念館まで元気よく来てくれました。「おはようございます」「よろしくおねがいします」「トイレを使っていいですか?」と、とにかく子どもたちはあいさつがしっかりできました。感心ですね^^館内の見学も並んで静かに見ることができました。息軒先生のことは少し難しかったかも知れませんが、子どもたちのすばらしい態度に息軒先生は嬉しかったと思います。梅もたくさん収穫でき、大喜びの子どもたち。季節を感じ、その時期にしかない旬のものに触れる体験はいいものですね。

宮崎市立東大宮小学校5年生のみなさん、安井息軒記念館へようこそ!

5月10日(金)、日向灘を震源とする震度5弱の地震がありました。揺れと音に本当にびっくりしました、怖かったですね・・・。皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしたか?

さて、GWも明けてこの時期は多くの小学校が遠足を計画していらっしゃいますが、この日は宮崎市立東大宮小学校5年生の子どもたちが来館してくださいました。

引率の先生を含めると約160名!!小さな記念館にたくさんの子どもたちの明るい声があちらこちらで聞こえ、とても賑やかでした。当館のスタッフが安井息軒先生とはどんな人かを説明したあと、子どもたちは展示を見ながらクイズラリーに挑戦し、息軒先生についてさらに詳しく調べ学習をしました。みんな熱心に一生懸命取り組んでいましたよ。今まで息軒先生のことを知らなかった子どもたちも、今日は楽しく息軒先生のことを学べたのではないでしょうか。今度はぜひ、おうちの方と一緒に来館してくださるといいなあと思いました。夏休みなどを利用して、また安井息軒記念館へ遊びに来てくださいね。

最後に・・・トイレットペーパーを置いて行ってくださって、本当にありがとうございました。皆さんのお心遣い、とても嬉しかったです。

みやざき三計塾 開講しました。

5月12日(日)、令和元年度の「みやざき三計塾」の第1回目が開講しました。昨年度に引き続き、宮崎大学の山元宣宏先生をお招きして、息軒先生の著作を丁寧に読む内容となっております。今回は『論語集説』をテキストにして進めました。孔子とその弟子たちの問答を記した『論語』は、さまざまな解釈がなされています。息軒先生もさまざまな解釈を取り入れながら独自の解釈を示しています。第1回は「温故知新」という故事成語を深く掘り下げて解説をいただきました。特徴的なのは、1文字1文字にちゃんと意味があるということです。その1文字1文字の意味をきちんと捉えて、孔子が何を言っているのかを理解していくのです。実は「温故知新」は「先生になるために必要なこと」が含まれた言葉で、息軒先生はこう解釈しています。

「故事・古典を研究し、それを何度も繰り返しながら新しいことを知ることができる人こそ、先生になることができる」

「故」は単に「ふるいこと」ではなく、息軒先生は「古典」と解釈しています。また、「温」は「尋ねる」という解釈もあるのですが、息軒先生は「温める・煮詰める」という意味があるとしています。

漢文とはなんと奥深いものなのかと、改めて感じました。高校・大学で習った漢文は何だったのかと・・・。山元先生の講義を拝聴して、現在の私たちの生活や学びの姿勢を振り返るいい機会でもありました。「繰り返す」つまり「復習」がいかに大事か。忘れたら忘れっぱなし、暗記だけの学びでは進展がありませんね^^;

次回は5月26日(日)10:00~11:45、会場は安井息軒記念館研修室となっております。

当日の飛び込みの参加でも構いません、どうぞ記念館へお越しください。一緒に学びましょう!

GW企画、たくさんのご来館ありがとうございました☆

4月27日から5月6日まで、GW企画「息軒博士になろう!」はおかげさまをもちまして大盛況に終わりました。10日間で212名もこの企画に参加してくださり、お子さんとその保護者の方から大学生まで楽しく息軒先生のことを学んでおられました。子どもたちは大人の方の力を借りながらも、主体的に調べ学習をしていました。その中で親子の会話もはずみ、こういった光景がとても微笑ましかったです。スタッフもたくさんのお客様との会話を楽しませていただきましたが、このようにスタッフがお客様との距離を縮める行動をとることによって「入りやすい記念館」「また行きたい記念館」と感じていただけるのだな、と改めて思いました。博物館・資料館等施設は資料収集・学術研究および発信の拠点ではありますが、それだけではありません。すべての年代層のお客様にとって居心地がよく、学びもスタッフとの会話も楽しい「心の栄養」になるような施設であることが求められます。まさに「生涯学習施設」としての役割も果たさなくてはなりません。GWは子どもたちの来館が多く、本当ににぎやかで明るい10日間でした。そして、お客様のおかげでスタッフも充実した実りある10日間でした。息軒先生もとても喜んでいます^^

またこのような企画を計画したいと思います。本当にありがとうございました。

GW企画「息軒博士になろう!」始まってます☆

例年にない超・超・超大型連休が始まりました。前半が平成、後半は令和・・・異なる元号をまたいだ連休はもしかしたら2度とないかもしれませんね。安井息軒記念館も「こんなチャンスを逃したらいけない!」と思い、企画したのが「息軒博士になろう!」です。息軒先生からの「ミッション」に挑戦し、クイズラリー形式で展示を見ながら息軒軒先生のことを楽しく学ぼうというもので、小さなお子さんから大人の方まで楽しんでいただけます。すでに4月27日(土)から始まりましたが、清武町内を中心としてたくさんの家族連れが来館しています。「ミッション」に挑戦したら息軒博士号がもらえるうえに、ステキなプレゼントのおまけつき♪旅行などの遠出ももちろんいいですが、安井息軒記念館もおススメですよ♪

来館した子どもたちや保護者の方ともたくさんお話しでき、スタッフ一同も楽しんでおります。

5月6日(月)まではずっと開館しています。ぜひ、遊びに来てくださいね☆お待ちしています^^

伝統の技を守る・・・国指定史跡「安井息軒旧宅」の保存修理工事見学会

幕末・明治を代表する儒学者 安井息軒の旧宅は現在、耐震を施した大がかりな改修工事が行われています。歴史的・文化的価値を高く評価され、文化財としては最高ランクの「国指定史跡」となっているこの旧宅がどのように生まれ変わるのか・・・。4月20日(土)、修復工事に携わる職人さんのご協力と解説をいただきながら、修復工事見学会が実施されました。文化財を修復する様子は普段なかなか目にすることがありません。文化財の修復はいかに元の技術で、元の材料で、元の姿に戻すかが重要となっていきます。この旧宅では建築当時の建材を用いたり、屋根の茅葺きの「技」を継承するなど、未来へ伝えるべく伝統の手仕事が建物の細部にまで施されています。ありし日の安井息軒が学者になることを決意したこの旧宅は2019年11月まで工事が続けられます。完成の日まで、どうぞ楽しみにお待ちください。

2019年度最初の団体利用

雨上がりのすがすがしい青空が広がり、気持ちのいいお天気となりました。今日は、都城市高崎町から高崎町史友会28名のみなさんが来館されました。中村館長の歓迎のあいさつに始まり、安井息軒の生涯について講義を聞いたあと、2班に分かれて展示室や先人廟・息軒廟を解説付きで見学。みなさん本当に熱心に解説を聞いてくださり、「安井息軒のことがこんなに知れて大変良かったです。」とのお言葉までいただきました。最後は息軒廟の前で記念撮影。とても明るいみなさんから元気をいただきました。

企画展「自由民権運動と安井息軒の弟子たち」

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「自由民権運動と安井息軒の弟子たち」というテーマで企画展が始まりました!「自由民権運動」という視点から安井息軒の弟子をご紹介するという珍しいテーマの企画展です。3月10まで展示をしています。閲覧無料です。ぜひとも足をお運びください。

第5回記念館講座「安井息軒と延岡藩」

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12月8日 元宮崎大学准教授、山村善洋氏を講師にお迎えして「安井息軒と延岡藩」というテーマで第5回安井息軒記念館講座を開講しました。ご自身の専門分野の視点から安井息軒に興味をもったきっかけなどをお話しくださいました。資料も豊富で、延岡藩の総合的なお話を聴くこともできました。

平成30年度バスツアー

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11月4日 気持ちの良いお天気の中29名で、延岡方面を巡る平成30年度息軒探訪バスツアーを行いました。今回は大河ドラマの話題がタイムリーだということで、恐らく安井息軒と面識があったであろう西郷隆盛ゆかりの地を中心にしたツアーでした。西郷隆盛宿陣跡資料館や城山などを、現地ガイドの方の説明付きで見学しましたが、現地ガイドさんの説明が軽快でとても面白く、参加者の方に大変ご好評をいただきました。

秋の息軒ウォーク

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10月21日 とても良いお天気の中、22名で秋の息軒ウォークを実施しました。加納小学校を集合場所にして、清武城跡や中山寺跡の息軒ゆかりの地を巡りました。一人だと気がつかないような史跡も巡れて勉強になりました。中々ハードな道もあり、歩くのが大変でしたが、終わってみればそれも良い思い出になりそうです。

第5回清武町史セミナー

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10月13日 講師に日南市生涯学習課、長友禎治氏をお迎えして第5回清武町史セミナーを行いました。今回は延岡のバスツアーを目前としているため、内容を予定と変更して「小倉処平と西南戦争の戦禍」というテーマで町史を読んでいきました。処平が西南戦争でどういう動きをしたのか、刻々と変わる戦況も交えての解説がとても興味深かったです。バスツアーもより楽しめるような内容でした。

第7回安井息軒顕彰書道展・安井息軒顕彰夏休み作品展表彰式

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10月7日 第7回安井息軒顕彰書道展と安井息軒顕彰夏休み作品展の表彰式を行いました。力作ぞろいで選考にも熱が入ったとの審査の先生の太鼓判つきです!書道展の応募は1000点を超えました。数多くの作品の中から受賞された皆さんおめでとうございます!書道展受賞者はHPに敬称略で掲載させていただいております。

平成30年度安井息軒記念講演会

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安井息軒の命日9月23日に毎年恒例の安井息軒記念講演会を行いました。「安井息軒と安井文庫」というテーマで慶応義塾大学文学部の高橋智教授に講話いただきました。多くの有名学者の著作が散逸して残っていないという現状で、慶應義塾大学「斯道文庫」には数多くの息軒の著作が残っており、当時の息軒がいかにすぐれた学者であるかを表しているようだということを解説いただきました。

第3回安井息軒記念館講座

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9月18日 中国湖南大学特聘副教授青山大介氏をを講師にお招きして「『論語集説』による息軒の思想」というテーマで講座を行いました。服部宇之吉が編集した『漢文大系』を安井息軒の最後の弟子、松本豊多が「息軒の解釈を正しく受け取っていない」批判し、その批判からみえてくる息軒の政治思想を解説していただきました。専門性の高い講座で、非常に勉強になったとのお声を多数いただきました。

みやざき三計塾最終回

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8月26日 講師に宮崎大学教育学部准教授、山元宣宏先生をお迎えし、第4回みやざき三計塾を開きました。安井息軒にまつわる学問の概要ではなく、そのものの著作を自分たちで読んでみるという初の試みの講座でしたが、山元先生の丁寧な解説で、少しは息軒の学問の片鱗に触れられたのではないかと思います。30年度のみやざき三計塾は本日が最終回です。アンケートで、4回とはいわず通年でしてほしいというお声をたくさんいただきました。山元先生ありがとうございました。

こども息軒塾最終回

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8月21日 平成30年度夏休みこども息軒塾最終回です。本日は予定ではウォークラリーでしたが、台風による悪天候のため、急遽息軒かるた大会トーナメント戦となりました。白熱した戦いで、見学している職員も楽しかったです!終了証と景品を受け取って(皆勤賞にはアイスクリーム券も贈呈!)帰ってゆく子供たちの姿を見ながら、また来年も参加してくれたらいいなと思った次第です。

第二回講座「振徳堂と小村寿太郎」

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8月18日 日南市教育委員会生涯学習課の岡本武憲氏を講師にお迎えして、「振徳堂と小村寿太郎」というテーマで第二回記念館講座を行いました。若き日小村寿太郎が、どんな人間関係を築きながら、どのように世の中に出て行ったかを詳細に解説いただきました。小村寿太郎の誠を貫いた生きざまが講師のお話でより鮮明に伝わってきました。

第3回こども息軒塾

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8月7日 夏休みこども息軒塾第3回目です!今日のメインは息軒先生のイラストのプラバン作りです。紙に下絵を描いてプラバンに写してからトースターで焼きました。大きい下絵が焼くとみるみるうちに縮み、キーホルダーにするにちょうどいい大きさになりました。いつもの似顔絵とは違った趣向の取り組みでしたが、皆さんすばらしい出来でした。

第2回こども息軒塾

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7月31日 第2回こども息軒塾を行いました。今日のメインはなんといっても仲平豆づくりです!息軒先生が勉学に使うお金を節約するために塩としょうゆだけで煮た豆をおかずにしたという逸話から名づけられた”仲平豆”。参加してくれた子どもたちとみんなで大豆にしょうゆを入れて作ってみました。とてもおいしくできましたが、これが毎日つづくとなると…辛いですね。

第2回清武町史セミナー

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7月28日 講師に清武町史の執筆者の一人である日南市生涯学習課、長友禎治氏をお迎えし、第2回清武町史セミナーを行いました。本日は振徳堂の創設から安井滄洲・息軒親子がその振徳堂で教鞭をとるあたりの町史を読み上げ、講師に解説をしていただきました。このセミナーは1回だけのご参加も大歓迎です。あと8回行いますので、詳細をご覧いただき、ご興味がある話題が見つかったら是非お越しください!

平成30年度川口市交流事業

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7月25日 ようこそ宮崎市へ!幕末、安井息軒が疎開した先が埼玉県川口市だったことが縁となり始まった安井息軒顕彰・川口文化交流事業が今年も行われました。その一環として、川口市と宮崎市の小学6年生たちが今年も当館を訪れました。講義や館内見学を熱心にされてから次の訪問先へと向かわれましたが、息軒先生をきっかけにして、みなさんが仲良く交流してくれれば嬉しいなあと職員一同で見送った次第です。

第一回夏休みこども息軒塾

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7月24日 平成30年度こども息軒塾が始まりました!第一回目の今日は開校式⇒館長の息軒先生のお話⇒旧宅で採れた梅で作ったジュースをみんなで飲んで⇒息軒かるた大会を行いました。年々参加者が増えていてうれしい限りです。かるた大会がとても盛り上がり、楽しい戦いとなりました。次回は7/31です。

清武郷土まつり文教行列

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7月14日 きよたけ郷土まつりでNPO法人安井息軒顕彰会が文教行列に参加しました。清武小学校の生徒さんが神輿を担いで、約1キロの道のりをいっしょに練り歩きました。清武小学校「安井息軒研究クラブ」の生徒さんはかつらと刀をつけ、着物を着て参加してくれました。とても暑い中、息軒先生の歌を歌いながらがんばって歩いてくれてみなさん本当にありがとうございました。

第1回安井息軒記念館講座

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7月14日 平成30年度の第1回安井息軒記念館講座を開催しました。館長の川口が講師となり「安井息軒基礎講座 平成に生きる安井息軒」というテーマで安井息軒の概要をお話しました。そもそも安井息軒ってどういう人なの?という方にはぴったりの内容だったのではと思います。毎回テーマと講師を変えて、本年度はあと5回記念館講座を行います。ぜひお越しください。

桐野作人先生ご来館

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7月8日『さつま人国誌』など多数の著作を持つ歴史作家の桐野作人先生が当館にご来館されました。
当館における29年度の企画展「安井息軒と西郷隆盛」のお話をさせていただいたところ、西郷隆盛が各地の志士や識者との交流を人物評価としてまとめた「審察」という覚書に「安井仲平」の名で息軒が載っていることを教えていただきました。企画展では藤田東湖や薩摩の弟子たちの繋がりで、二人は直接会っていたのではないかという可能性を探りましたが、その可能性がさらに高まったお話でした。桐野先生、どうもありがとうございました。

第3回みやざき三計塾

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7月7日 講師に宮崎大学准教授、山元宣宏先生をお招きして第3回みやざき三計塾を開きました。悪天候にも関わらず今回も盛況でした。内容は主に前回の復習となりましたが、連続講座ならではの丁寧な進行に、より理解が深まったと好評をいただきました。次回8月26日がみやざき三計塾の最終回となります。最終回だけでもという方のご参加もお待ちしておりますので、ぜひお越しください。

上木原さんさんクラブ

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6月17日 上木原さんさんクラブ21名の皆様が、見学で当館へお越しくださいました。生憎の雨でしたので、息軒生家の見学は短い時間でしたが、その分、館長の講座と館内の見学で、息軒を学ぶ時間を充実させていただけたかと思います。また、本日清武小学校でPTA学級対抗かるた大会が開催されました。息軒かるたと、清武かるたで白熱した試合が行われました。

みやざき三計塾

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6月16日 講師に宮崎大学教育学部准教授、山元宣宏先生をお迎えし、第2回みやざき三計塾を開きました。今回から本腰をいれて安井息軒の著作『論語集説』を読み進めましたが、その解説の合間に、普段聞くことのできない漢文についてのあれこれのお話も挟んでいただき、息軒の学問の造形を深めるとともに、漢文の知識も身につくという今回もとてもためになる講座でした。途中参加も大歓迎です。次回は7/7です。

みやざき三計塾 1回目

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5月19日 宮崎大学准教授 山元宣宏先生を講師にお招きして、全4回みやざき三計塾の1回目が開かれました。「安井息軒の著作そのものを読んでみる」という内容の講座が初なため、皆さんの関心が高く、盛況な講座となりました。初回ということもあり、ガイダンス的な内容も多かったので、本格的に読んでいくのは次回6月16日(土)からとなります。ぜひ次回もご期待ください。

阿辻哲次先生ご来館

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当記念館の顧問である宮崎大学山元宣宏先生が、恩師である京都大学名誉教授阿辻哲次先生とご来館されました。日本漢字学会の初代会長であり、日本の漢字政策をご担当されている阿辻先生に、安井息軒の偉業を紹介させていただけたことは、大変光栄です。

宮崎国際大学来館

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4月17日 宮崎国際大学教育学部2年生が、授業の一環で当館へお越しくださいました。館長が安井息軒と高木兼寛を、学芸員が小村寿太郎の講話をした後、館内見学をされました。当館での学びが、レポートに反映されていたら幸いです。

安井息軒梅まつり

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2月11日 第16回安井息軒梅まつりが安井息軒記念館で行われました。安井息軒が大好きだった梅も咲き始め、2000人を超える来場者様にお越しいただきました。ありがとうございます。地元の方による歌やダンスのステージや、せんぐまき、くじびき抽選会などで大いに盛り上がりました。

第7回安井息軒記念館講座

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1月13日 NPO法人安井息軒顕彰会・諸岩則俊氏が講師となり「日本の近代化を導いた知の巨人安井息軒」という演題で講座を開催しました。プロカメラマンとして講師が撮影した写真を映しながらの解説が、分かりやすく、興味深かったとご好評をいただきました。

本年度の安井息軒記念館講座は今回で終了です。来年度も6回の開催を予定しております。皆様、30年度も是非当館へお越しください。

第6回安井息軒記念館講座

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12月9日 宮崎市安井息軒記念館職員、長野智愛子が講師となり「女性の目線から見た息軒」という演題で講座を開催しました。今回は幕末の大儒学者安井息軒という捉え方でなく、夫として、父としての息軒を書簡などから読み解いていきました。血の通った身近な存在としての息軒を感じ取ってもらえたかと思います。

第5回安井息軒記念館講座

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11月18日 講師にNPO法人安井息軒顕彰会理事、岩切哲氏をお迎えし、「清武と息軒」という演題で第5回安井息軒記念館講座を開講しました。地元に密着したお仕事に長年携わってきた岩切氏だからこそといえるような、清武と息軒の繋がりを詳しく解説いただき、とても充実した内容の講座となりました。

息軒探訪バスツアー

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11月5日 息軒探訪バスツアーを行いました。お天気も快晴の中、22名で日南市飫肥の息軒ゆかりの地を巡りました。記念館職員や安井息軒顕彰会員の案内の他にも、飫肥のボランティアガイドさんや小村記念館館長にもご説明いただき、参加者一同、より深く息軒と宮崎の歴史を感じることができました。

第6回安井息軒顕彰書道展

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10月7日 第6回安井息軒顕彰書道展の表彰式が開催されました。今回も力作揃いの作品ばかりで、審査員の方いわく選ぶのに非常に悩まれたそうです。入賞した皆さん、おめでとうございました。入選者のお名前は当HPの「第6回安井息軒顕彰書道展」に掲載しております。

安井息軒茶道教室

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10月7日 講師に青木りつ子(宗久)先生をお迎えして、安井息軒茶道教室が開催されました。始めに、30分間安井息軒記念館の見学と、安井息軒についての講話を実施した後、香梅庵で茶道教室全六回の第一回目がスタートしました。まずはお茶を楽しんでいただこうという先生の計らいでお茶をたてていただきました。受講者の皆さんの、慣れないお作法に戸惑いながらもお茶を楽しんでいる姿が印象的でした。

宮崎市安井息軒記念講演会

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9月23日 早稲田大学経済学博士、古賀勝次郎教授をお招きして、安井息軒記念講演会を開催しました。宮崎市清武文化会館小ホールをお借りして、120名を超える受講者を前に、近年における古賀教授の息軒研究などを講演していただきました。息軒の今に生きる思想についてなどのお話に、大変感銘を受けました。

第4回安井息軒記念館講座

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9月16日 元きよたけ歴史館館長の神川孝志様を講師にお迎えして、第4回安井息軒記念館講座を開催しました。演題は「論語四題」です。論語の講話のため、息軒がメインの内容ではありませんでしたが、それでも合間に息軒の話題を挟んで講話をしていただきました。

第3回安井息軒記念館講座

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8月5日 郷土史研究家 甲斐亮典様を講師にお迎えし、第三回宮崎市安井息軒記念館講座を開催致しました。演題は「安井息軒の教訓」です。息軒の肖像画ができあがった経緯や、息軒が家族や弟子に宛てて書いた書簡、息軒の号などの講話がありました。息軒の全体像を掴むのに適した、分かりやすい内容の講座でした。

第1回夏休みこども息軒塾

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7月25日 夏休みこども息軒塾が開講しました。(全5回。途中からの参加も可能です)第1回目の今日は、オリエンテーションの後、息軒についての学習会とかるた遊びがありました。かるた遊びでは皆さん真剣な表情で挑んでおり、楽しいながらも白熱した戦いをみることができました。

きよたけ郷土まつり

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7月15日 きよたけ郷土まつりで、NPO法人安井息軒顕彰会が行列に参加しました。約1キロの道のりを、清武小学校の生徒さんも神輿を担いで参加していただき、練り歩きをしました。熱い中でも一生懸命、息軒の教えを唱和する、みんなの姿がとても頼もしかったです。ありがとうございました。

第2回 宮崎市安井息軒記念館講座

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7月15日 日南市生涯学習課、長友禎治様を講師にお迎えし、第二回宮崎市安井息軒記念館講座を開催致しました。振徳堂や、小村寿太郎、小倉処平にまつわる飫肥の歴史について講義をしていただきました。小倉処平の研究が進む中で、今までの定説を覆すような西南の役のお話を聞くことができ、大変有意義な講座内容となりました。

第1回みやざき息軒塾(全4回)

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5月27日 宮崎市教育委員会文化財課、井田篤様を講師にお迎えし、第一回みやざき息軒塾の講座を開催致しました。息軒が幕末に記した日記『北潜日抄』を通して、幕末という複雑な世相を、非常に分かりやすく、かつ面白く講義して頂きました。全4回ですが、1回だけのご参加でも大歓迎です。第2回目は6月17日となっております。是非お気軽にご参加ください。皆様のお電話お待ちしております。

ななつ星

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5月10日、ご来館された池谷様が当館から見下ろせる絶景の撮影ポイントで、ななつ星列車を撮影してくださいました!ありがとうございます。安井息軒旧宅側ベンチよりななつ星列車が走る風景をご覧いただけます。是非、宮崎市安井息軒記念館へ足をお運びください。

宮崎市安井息軒記念館オープン

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平成29年4月1日、宮崎市安井息軒記念館がオープンしました。
宮崎市安井息軒記念館は宮崎市から管理の委託を受けた特定非営利活動法人 安井息軒顕彰会が管理・運営をします。宮崎市教育委員会文化財課のご指導を受けながら、本館が安井息軒研究や学習、顕彰、情報発信・交換等の拠点となるよう、さらに住民や市民の皆様に、そして明日を担う青少年に親しまれる施設になるよう、最大限の努力をしたいと思います。
どうぞ皆様のご理解とご支援、そしてご来館を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。