宮崎大学サマープログラム ~日本の伝統文化と息軒に触れて~

 7月12日(金)、世界各国から留学している学生さんを対象としたサマープログラムが当館で実施されました。茶道、生け花、記念館の展示見学を3班に分かれて行いました。見るもの聞くもの全てが初めての学生さんたちでしたが、目を輝かせながらお花を生けたり、お茶をいただいたりしていました。展示室見学では、通訳のできる学生さんの助けを借りながら息軒先生の生涯や業績などを解説しました。幼いころの息軒先生の様子や大坂での学問修行の話、佐代夫人の話などに興味深げに耳を傾けてくれました。質問をたくさん投げかけてくれた学生さんもおり、展示資料を前にして活発な会話ができたことは本当に嬉しかったです。言葉が違っても、同じ時・同じ空間で息軒先生の世界を共有できたことに感激でした。息軒先生の墓碑(東京 養源寺)の碑文に中国の地名がありましたが、これを見た学生さんが「この地名は私のふるさとです。」と言われました。いろんなかたちでつながる・・・これもまた感動しました。

 これから皆さんは日本で一生懸命勉強し、いろんな体験を積んでいつかは故郷にそれぞれ帰るのでは、と思います。日本で、そして今日、記念館で過ごしたひとときを、どうぞいつまでも忘れないでくださいね。私たち記念館職員一同も、みなさんとの交流を忘れません。またいつか、記念館へ遊びに来てください。皆さんの今後の活躍を心からお祈りしています。今日は本当にありがとうございました。

2019年07月12日