記念館からこんにちは! 大久保小学校出前授業

 7月11日(木)、記念館より館長と学芸員が要望のあった小学校をおじゃまする「出前講座」が実施されました。宮崎市立大久保小学校の3~6年生の児童112名と一緒に、息軒先生について学びました。

 まず、6年生は夏休みの自由研究で息軒先生について調べてまとめるのですが、テーマを決める際のポイントというものがあります。それは、他人が興味を持ち、夏休み期間内でまとめられて、発展性があるものです。これを踏まえて疑問に思っていることを書きだしていきます。同じ疑問を持つ子ももちろんいましたが、同じ疑問同士でグループを作りさらにテーマに磨きをかけていく・・・そんな内容でした。

 5年生は息軒かるたを使った授業を展開。札を暗記している子もいて感心しましたが、気になる札や札の解説が分からないものを選び出し、疑問を発表してもらって、その質問に学芸員が答えていくものでした。どのような質問が飛んでくるのか、これまたワクワクして楽しいものでした。かるたを見つめる目がとても真剣で、ほほえましかったです。

 3・4年生は息軒先生について知りたいことを3つぐらい書いてもらい、時間の許すかぎり発表して学芸員が答える、という形式でした。いろんなことを知りたい気持ちが強く、こちらもぜひ調べてみたいような質問もあって、嬉しい気持ちになりました。

 息軒先生は生涯で最後の本になる「睡餘漫筆」のなかに、大久保のことを書いています。農作業に精を出し、村人同士がよく助け合い、ほんとうに純朴で優しい人たちが多いことを書いています。大久保小学校の子どもたちと接して、息軒先生が書いたとおりの「純粋で優しい子」ばかりだなあと感じました。

温かい気持ちになれた出前授業でした。大久保小学校のみなさん、ありがとうございました。

2019年07月12日