「息軒先生って何者なんですか?」短大生とのおもしろ授業

6月25日(火)~7月2日(火)の1週間、私たち記念館職員は、宮崎学園短大の学生さんと楽しい授業にどっぷり浸りました。この期間、先生方含む236名の来館があり、館内はとても賑やかでした。授業ではまず、私たち職員は学生さんに投げかけました・・・「息軒先生のどんなことが知りたい?」。知りたいことを探し、向き合うために最初に展示室を自分なりに見てもらいました。その後、グループになって「息軒先生の知っていること」と「ぜひ知りたいこと」を話し合い、何点かに絞って発表してもらいました。私たち職員はむしろ、「学生さんがどんなことを知りたいのか」にものすごく興味があり、どんな質問が飛んでくるかワクワクしながら待ち構えていました(笑)。1週間で60個ほどの質問に答えたわけですが、息軒先生の学問姿勢や人生観に関する深い質問や、衣食住といった身近なことが知りたいといった質問まで、ありとあらゆるジャンルで問いかけていました。「儒学ってなんですか?」「息軒先生はなんで清武に帰らなかった?」「どんな子どもだった?」「息軒先生って何者?」などなど、素直で純粋な質問が多かったです。さまざまな考え・視点があることがとても重要で、息軒先生も門下生たちにたくさん討論させ、いいものは褒めて自信をつけさせるという教育を展開していました。1人1人を大切にし、受け止める懐の深さ、そういった息軒先生の人柄に門下生は惹かれていったのでしょうね。そうです、主人公は門下生(学生)なのです。今回は息軒先生にならってグループ学習形式をとりましたが、自分の意見を述べ、相手の意見を聞き、考え、まとめなくてはいけませんので、ボーっとしている暇はありませんでした(笑)。あっという間の50分でしたが、学生さんたちはみんな笑顔でした。「分りやすい説明ですっきりしました」との感想をたくさんいただきましたが、心を込めて相手に合わせて伝えることを心がけていこうと改めて決意しました。雨のなか、本当によく来てくださいました。ありがとうございました。

2019年07月07日