6月26日(水)綾赤十字奉仕団のみなさん、ようこそ記念館へ!

 梅雨の真っただ中、本当に雨がよく降りますね。そんなお天気で足元の悪い中、綾町から綾赤十字奉仕団38名の皆さんが来館しました。はつらつと元気のいい方ばかりで、意欲をとても感じました。館長のあいさつからはじまり、息軒先生に関する講話を30分程度聞いたあと、2班に分かれて展示室をご案内しました。「今まで素通りだったけど、今日はたくさん勉強できてよかった」「息軒先生のことは何もわからなかったけど、すばらしい人が清武から出たのですね」などなど、実りある見学ができたことを喜んでおられました。お客様との会話は本当に楽しいです。会話の中からさまざまなヒントや考え方をいただくこともありますので、「生の声」は大切にしていきたいです。アンケートももちろんです。

 さて、飫肥藩清武郷木花に生まれた刀工 井上真改と関連して刀工のお話を1つ。綾町は「田中国広(1531~1614)」という刀工が生まれた地です。田中国広は伊東氏の家臣でもありましたが、元亀3年(1572)に伊東VS島津の戦い(木崎原の戦い/現 えびの市)によって伊東氏が破れ、豊後(現 大分県)の大友氏を頼ろうと本拠地 都於郡(現 西都市)をあとにします(伊東氏の豊後落ち/天正5年・1577年)。寒く険しい九州山地を越えるという大変厳しい行程でしたが、実は田中国広も一緒について行っていました。そのとき、国広はまだ幼い伊東マンショ(当時8歳)をおんぶしていたのでした・・・。ちなみに、井上真改の父 井上国貞は、田中国広の門下生でもあります。

 今日来られた皆さんのような向学心を持って、これからもたくさんの勉強をしたいと思いました。明るい皆さんとのひととき、本当に有意義でした。ぜひまた、当館へお越しくださいね。

2019年06月28日