みやざき三計塾 開講しました。

5月12日(日)、令和元年度の「みやざき三計塾」の第1回目が開講しました。昨年度に引き続き、宮崎大学の山元宣宏先生をお招きして、息軒先生の著作を丁寧に読む内容となっております。今回は『論語集説』をテキストにして進めました。孔子とその弟子たちの問答を記した『論語』は、さまざまな解釈がなされています。息軒先生もさまざまな解釈を取り入れながら独自の解釈を示しています。第1回は「温故知新」という故事成語を深く掘り下げて解説をいただきました。特徴的なのは、1文字1文字にちゃんと意味があるということです。その1文字1文字の意味をきちんと捉えて、孔子が何を言っているのかを理解していくのです。実は「温故知新」は「先生になるために必要なこと」が含まれた言葉で、息軒先生はこう解釈しています。

「故事・古典を研究し、それを何度も繰り返しながら新しいことを知ることができる人こそ、先生になることができる」

「故」は単に「ふるいこと」ではなく、息軒先生は「古典」と解釈しています。また、「温」は「尋ねる」という解釈もあるのですが、息軒先生は「温める・煮詰める」という意味があるとしています。

漢文とはなんと奥深いものなのかと、改めて感じました。高校・大学で習った漢文は何だったのかと・・・。山元先生の講義を拝聴して、現在の私たちの生活や学びの姿勢を振り返るいい機会でもありました。「繰り返す」つまり「復習」がいかに大事か。忘れたら忘れっぱなし、暗記だけの学びでは進展がありませんね^^;

次回は5月26日(日)10:00~11:45、会場は安井息軒記念館研修室となっております。

当日の飛び込みの参加でも構いません、どうぞ記念館へお越しください。一緒に学びましょう!

2019年05月14日